時計塔の秘密を探れ!(その3)
 
 

やはり屋上の梯子を登らなければ行けないのだろうか。

早くもあきらめかけた時に、右手奥に扉を発見!

 

これだ、きっとここが入り口に違いない!

 

なんと機械室への階段の対面奥にも、扉がついていた。

(何度も来ていながら、本当に気づいていなかった自分が情けない…)

 

反対側から生徒ホールを眺める。

 

扉を開くと…

 

そこに異常に狭い空間が拡がっていた。

床にうっすらと積もった埃の上に、人の足跡はない。

 

十数年の汚れが染みついた窓。

 

この窓からバルコニーのようになった所へ出られるようだが、怖いのでパス。

 

入り口脇の長い梯子を登る。

 

二層目も一層目とほぼ同じ景観。

スタイロフォームむき出しの壁。コーキングがまるで血痕のように見える。

 

銅像が豆粒のような大きさに見える。

 

三層目に向け、さらに梯子を登る。

 

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