時計塔の秘密を探れ!(その4)
 
 

三層目で行き止まり。

 

ようやく時計の本体部分を拝むことが出来たが、意外と小さい。

昔の洋画に出てくるような仰々しい機械室だったらもっと嬉しかったのに…

 

ここが湖陵高校の最上部。

 

アーチ型の窓から外を眺めると、さすがに激しい高さを感じる。

 

裏側に扉があったが、錆び付いて開かなかった。

 

やはり屋上の梯子とつながっていた。

外から来たら、扉が開かず、徒労に終わるところであった…

 

時計本体をアップで撮影。

 

さて、戻るとするか。

 

三層目から見下ろすと…

何も考えずにここまでスリッパで登ってきた自分を猛省。

ここで落ちて怪我でもして動けなくなったら、

多分誰にも発見されず、そのままミイラになってしまったことだろう。

 

禁断の地に足を踏み入れたことに抗議するかのように無数に漂うオーブ(霊体)。

ではなくて、フラッシュに照らされた埃、埃、埃…

学校に怪談はつきものだが、湖陵高校では自分の知る限り、

校内で怪談の原因となるような事故は何一つ起こっていないのであった(笑)。

 
 

お馬鹿な企画にあきれながら[総合案内]へ戻る