湖陵祭行灯の変遷
 
◆50年代後半(草創期)の行灯
 

行灯行列のはじまり−「80周年記念誌」より−


 昭和三十一年、当時の生徒会長横田慎一をはじめ本間建策など、数名の生徒会役員が、札幌西高校、小樽潮陵高校を訪問。同校の素晴らしい行灯行列(札西)や仮装行列(潮陵)の実情を見聞し同年九月の学校祭で、紙と竹で形をつくりローソクを照明にした。行灯を仮装した生徒がかついで歩いた。それが昨今の行灯行列となった。
 以上は旧職員井上幸夫氏、また当時生徒会役員の多胡秀一氏(釧路市立病院医師 昭32卒)から取材した。また行灯行列のあとのファイアーストームは、白鳥麻夫先生が本校へ赴任して音頭をとったという。

 

 
図書館に保存してある最も古い卒業アルバムは1956年(昭和31年3月発行)のもの。行灯行列は昭和31年より始まったという「80周年記念誌」の記載通り、1957年の卒業アルバム(昭和32年3月発行)より行灯の写真が掲載されている。行灯はその時々の世相を反映していると言われるが、草創期の行灯は特にそれが顕著でメッセージ色が濃い。
 

 

ロータリーをまわる行灯行列:1957年

 

 

太陽族:1957年

 

 

出発準備をする行灯行列:1958年

 

 

不明:1958年

 

 

折り鶴:1959年

 

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